ストレス社会の昨今、毎日のようにイライラしてしまう人も多いのではないでしょうか。
家庭の中でも、夫婦間、親子感など、また、職場でも同僚や上司と部下の狭間で‥
なかなかコミュニケーションも難しいものです。
どうしてあの人はこうできないのかしら?
なんであの人はあんなことできるんだろう?
など、他人同士というのは理解し合うことが難しいものです。
けれど、相手もこちらのことをそう考えているかもしれません。
育った環境や、生まれ持った考え方があるので、理解し合えないことそのものが当たり前だと、ある意味諦めが肝心です。
それでもイライラしてしまうことへの対処法として、以下に挙げる解決策を試してみてはいかがでしょうか。
イライラしない方法9選はこれだ!
行動を急がない
私はせかせか行動をしがちなので、いつも早歩きをしています。
すると、思わずどこかに手足をぶつけたり、痛さと同時にイライラする気分にもなります。
急いで行動すると忘れ物もしがちです。
デメリットが多いですね‥
息子はいつも急がず、ゆっくりめに行動しています。
イライラしないためとのこと。
たしかに、しっかり確実に行動するようにすれば、どこかに体をぶつけることや忘れ物も少なくなるでしょう。
つまり、時間に余裕を持って行動するということを心掛けたほうがいいということですね。
小さな幸せをかみしめる
人は幸せよりも不幸な瞬間に実感しやすいと言われています。
普段の、健康で何気ない日常が、実は幸せな瞬間であるにもかかわらず、それを忘れがちです。
実際に災害が起きたり、家族の健康が損なわれた時に初めて、いかに今までが幸せだったかを知ることになるのです。
では、普段、どんな瞬間が幸せだと気づくのが良いのでしょうか。
以下に一例を挙げてみましょう。
朝起きてから最初の水、お茶、コーヒーなど、体に染み渡り潤う贅沢な瞬間
朝は苦手な人が多いのではないでしょうか。
ただでさえ、気分はあがりません‥‥
そんなときでも、登校の支度、出勤の準備等があるので行動しなければなりません。
しかし、起きてすぐは体の水分が不足しています。
よく、朝一杯の水が体に良いと聞きますが、私は季節柄、暖かいお茶を飲みます。
飲みながら、しかたなく(愛情だけはありますが!)朝ごはんの支度、弁当の準備をします。
テンションは下がり気味ですが、まず行動前にキッチンでお茶を準備して飲むと、体に染み渡る快感が感じられます。
まずは自分の体に小さな幸せと目覚めの瞬間を与えてあげて、それから、家族のための準備でも遅くはありません。
主婦は朝食のために座る時間もなかなか持てないものですからね‥
愛しの我が子を眺めて‥
子供は何歳まで可愛いのでしょうか?
小学生まで?中学生?
私の答えとしては、永遠ですね‥‥
共感できる方も少しはいらっしゃるかと思っているのですが。
我が家の子供は成人の長女と、高校生の長男ですが、視界に入るやいなや、可愛い!と感じています。
なんて可愛いんだ、と親バカになっています‥‥
なので、こんな素晴らしい子供を持つことができて、私はなんて幸せなんだ!と思えてきます。
もし、同じようにお子さんが可愛いと感じる方は、その瞬間をじっくりと感じてみることをオススメします。
好きなことをしている時間
最近、主人が骨折して、毎日朝から晩まで家にいます‥
※普通に歩けるので日常生活にはほとんど支障ない感じです。
主婦のように、家にいるならそれなりに家事をこなしてくれるといいのですが、そうはいきません。
私はいつも以上に仕事をこなし、稼がないといけないのに、一日中家にいても掃除すらしない主人にイライラします‥
でも、文句を言わないようにしてから、主人が洗い物や洗濯を畳むようになりました。
私が頼んでからだと、しぶしぶやって当たり前。
進んでやってくれたときは、ありがとう助かる、という言葉が言えるのです。
だから、なるべく小言は言わない‥
しかし、そのイライラを払拭するために、なるべく早く自分1人の時間を設けるようにしています。
家の中では、平日夜にピアノを弾いたり、休日は友人との食事、子供とのお出かけなど、積極的に時間を作るようにしています。
もちろん、いろいろな方のブログを見たり、好きなyoutubeを見ることも好きなので、その瞬間もとても貴重です。
好きなことをしている時間には、イライラする隙もないくらい、没頭しますよね。
あっという間に時間が経っていることでしょう。
好きなことをしっかりと楽しんだ後は、満足感が残ります。
心が晴れやかになるので、イライラがあってもどうでもよくなっていることも多いでしょう。
お給料日!
これは、誰しもが月に一度喜ぶハッピーな日ですね。
毎日頑張って仕事をして、時には我慢することや、辛いことがあったり‥
そんな仕事をなんとか続けられるのも、この日があってこそ。
この日は、おおいに自分を労いたいものですね。
と同時に、仕事ができるのも会社あってのこと。
仕事をさせてくれる会社にも、支えてくれる同僚や、家族にも感謝を忘れずに。
いま自分がこうしてお給料をいただけるのは、恵まれている、幸せなことなんだと噛み締めましょう。
人に何かをしてもらったとき
自分が作業遅くて、同僚に手伝ってもらった‥
自分でも誕生日忘れていたのに、覚えてくれてプレゼントをくれた‥
いつもお世話になっているからと、食事を奢ってもらった‥
友達から久々に連絡をもらった‥
など、例に挙げるとキリがありませんが、人からしてもらうことは意外とたくさんあるものです。
そんな時に、感謝をすると共に、私のためにしてくれる人がいる、そんな状況にいる自分は幸せ者だ、と噛み締めましょう。
以前、私は退職する上司からネーム入りの万年筆をいただき、そのお礼の連絡をして、近況報告をしていたのですが‥
その方は、その一年後に、病のために帰らぬ人となりました。
あの電話での会話が最後だったのか、あの時は声を聞けて良かったのに、もう聞くことはできない‥
人はいつどうなるかわかりません。
感謝できるときに、しておきたいものですし、そのときの幸せも気づいておきたいですね。
愚痴を言わない習慣づくり
これは賛否両論出そうなトピックとなりますが‥
愚痴を全く言わないのもストレスが溜まりますよね。
ただ、毎日何回も、愚痴を言いすぎるのはどうでしょう。
なんであの人は〇〇しないのかしら
どうしてあの人はあんなことをするんだろう
など、他人の言動にイライラしたり、不満に思うことはよくあるかと思います。
心で思うことがあっても、口に出すか出さないかは人によりますね。
なんでもかんでも口に出す人は、真の意味での大人とは言えません。
仕事をしていると理不尽なこともあります。
私のせいじゃないのに‥という時もあるでしょう。
でも、本当に普段頑張っている方なら、周りの人は信じてくれるはずです。
なので、誰か1人から理不尽なことを言われても、放っておきましょう。
その後も自分なりに頑張れば良いのです。
見ている人は見ています。
他人と比べない!
これは、意識しないとなかなか難しいものです。
自然と世間一般と比べてしまいがちです。
自分が落ち込む時
周りはできるのに、なぜ自分はできないんだ‥
他人に不満がある時
普通はこうなのに、あの人はおかしい!
などと、周りと比べてしまいがちです。
これは自然なことではあるのですが、イライラしないようにするためには、こういった考え方を無くすほうが良いのです。
比べることをやめたら、
周りができても、自分はまだできないが、気長に構えよう‥
あの人はそういう人なんだ、自分には害がないから関係ない‥
と思えるようになるでしょう。
それが、自分のこと、そして他人を理解し受け入れることにつながります。
人生は運、流れ、その中での選択
自分がいまある状況は、自分で切り開いてきたことではありますが、根本的なものは生まれもった運命だったり、流れだったりします。
自分がどの国のどこに生まれ、どんな家庭で育つのかは、運のようなもので、選択できることではありません。
親ガチャとも言われますが、そんな言葉もある程度当てはまります。
英語が話される国で生まれたら、英語なんて勉強しなくていいのに、とか
お金持ちの家庭に生まれていたら、就職にこんなに苦労しないのに、とか
賢い親だったら、私もそれに似て、もっといい大学へ行けたかもしれない、など
考えてみれば不公平だと思えることはたくさん出てくるかもしれません。
しかし、これはもうどうしようもないことです。
自分の幸せは、決められた運命の中で、どう選択し、どれだけ自分が頑張っていけるのか、にかかっています。
だから、上を見ても下を見てもキリがないのです。
私はああではなくてよかった、とか
人を馬鹿にしてもいけませんし、どうせ自分は‥と卑屈になってもいけません。
自分の境遇を受け止めながら、よりよくするにはどうしたら良いかを現実的に考えましょう。
その中で、小さな幸せがある瞬間を堪能することが、イライラを少なくする一つの方法となるでしょう。
他人への思いやりを持つ
自分が行動するのには理由があります。
そしてその時の状況により気分も変わります。
他人も同じです。
周りで困っている人がいたら、助けてあげましょう。
そのとき、助けるのは、相手と自分の心です。
相手は助かって嬉しいし、こちらは感謝されて嬉しい。
ほんのり自分の心が暖かくなるのを感じるでしょう。
人と人は助け合って、支え合って生きていきます。
情けは人の為ならず
人を助けたら、回り回って自分のにも返ってきます。
信用されたり、親睦深まったりして、人間関係も良好になるでしょう。
場合に応じて「ま、いっか」を使う
完璧主義な人は、物事をとことんまでやらないと気がすみませんね。
それは長所であもあり、時には短所ともなりえます。
しっかりとした準備ができて試験に臨めば、それに応じた結果がついてくるでしょう。
また、整理整頓が好きな人は、きちんと整えられた空間に満足することでしょう。
しかし、多忙なあまり、なかなか試験の準備がうまくいかない場合、睡眠を大幅に削ったり、イライラしてしまうのは、精神的にも肉体的にも健康を損ないますね。
整理整頓がうまくできず、ある箇所が気に入らないなど、あと一歩うまくいかない場合も、ほとんどきれいにしているのに、がっかりする必要はないのです。
そんなときに、「ま、いっか」と気持ちを切り替える言葉を使うことをオススメします。
これは、常時発動しては行けません(不真面目だと思われるほどは使わない)が、こだわりすぎているかな?と感じたら、発動してください。
もし不安なら、本音で話してくれる友人に聞いてみてもいいかもしれません。
こんな感じでやったけどどうかな、足りないかな、と‥
きっと、客観的に的確な答えが得られるのではないでしょうか。
とにかく、体を動かす
スポーツでもいいし、散歩、ストレッチ、体を動かす仕事でもいいです。
私は体を動かす今の仕事がとても好きで、休日が残念に思うくらい好きです(笑)
そんな人は仕事でもいいですが、そもそも体を動かすことが嫌いな人もいますね。
そんな人は外に出るだけでも精神面、肉体面に良い影響があります。
空の下、特に青空の下の爽快感は、家の中では味わえないし、気分転換にとてもいいです。
夜の散歩もいいかもしれません。
月夜だとなおいいですね。
星空の下、月を見ながらの散歩は、広い空間の中でまるで自分1人がそこにいるような贅沢な気分を味わえます(田舎限定かもしれませんが‥)。
とにかく、体を動かすことで、血流も循環よくなり、脳への酸素もよく行き届くので、ポジティブな思考になりやすいです。
人と楽しく話す!
人と話す時に笑顔で話そう、そうは言っても、そもそも話すことが好きではない人もいますよね。
そういう人は、知り合いにあったとき、または業務上話す必要があった時に、なるべく笑顔で会話するように心がけましょう。
久しぶりに〇〇さんに会うなあ、面倒だなという気持ちを切り替えて、
〇〇さんと、少しでも楽しい時間にしよう、と考えます。
業務上のことかもしれませんが、声のトーンをあげて(大きな声にするわけではない)話すと、固い空気感が和らぎます。
好意を持つ、持たないはあると思いますが、出来るだけ、こちらから好意を表せるようにしましょう。
相手は自分の鏡だとも言われています。
相手がこちらに不親切なときは、まずこちらから親切にしてみるのも手かもしれません。
それでも態度が変わらない時は、自分とは合わない人だと割り切り、挨拶、業務上必要な会話にとどめましょう。
話が好きな人なら、他人と話すことが楽しいと思うので、イライラすることがあっても、それと関係ない話を人とすることで、イライラはおさまりますね。
イライラは覚えていたとしても、おさまればいいのです。
そして明日には忘れていたりします。
イライラしたあとでも、笑顔でいると、脳が錯覚して、いま楽しいんだと感じます。
つまらないことは考えたくなくなります。
だから、笑顔で話すことを推奨します!
では、イライラを軽減するときのメリットはどんなものがあるでしょうか。
イライラがなくなると、こんないいことがある!大きなメリット3つ!
時間と労力の無駄を回避
イライラしあと、どっと疲れがくると思います。
そして、イライラしなかったら、していたであろう普段の行動ができていなかったりしますね。
いつもは今頃こうしていたのに、イライラしてたらもうこんな時間!
ということもあるでしょう‥
ということで、気づいたら、体力(精神的にも)も時間もなくなります。
実質的な損害を被りますね。
人間関係良好保持
イライラせず、いつも平時を保つ人は、好感が持たれ、信頼されやすいので、結果好印象となります。
同僚や友人はもちろん、上司や部下からも信用されやすいので、仕事でも出世の可能性が高くなります。
そううまくいかなくても、周りの人とうまくいくことが多くなりますので、人間関係で悩むことも減るでしょう。
転職や退職理由に、人間関係のトラブルはトップに挙げられます。
その問題が軽減されれば、仕事も順調にいく要因の一つとなるので、かなりの利点と言えるでしょう。
いつも穏やかでいることは、自分の利益にもなるわけですね!
健康保持
時間と労力の無駄を回避するところでも書きましたが、イライラすると、かなり疲れます。
脳の血流も滞っているかもしれません‥
健康にいい影響があるわけがないですよね。
イライラした時は、神経もピリピリしていますので、お茶などでも飲んで、少しは気分をリラックスさせるようにしたほうが、交感神経と副交感神経のバランスもよいでしょう。
このように、よくイライラする人は、自律神経も乱れがちとなります。
自律神経が乱れると、なかなか寝付けない睡眠不足、食欲不振または暴飲暴食、頭痛、腹痛、肩こり、便秘‥
ありとあらゆる不調の原因となってしまいます。
結果的に、自分にマイナスとなってしまうので、イライラを軽減する努力は、自分のためにも必須です。
24時間働いてくれる自分の体をいたわる気持ちを持って、イライラをしずめてあげましょう。
まとめ
イライラしない方法9選!
1 行動を急がない
2 小さな幸せを噛み締める
3 愚痴を言わない習慣づくり
4 他人と比べない
5 人生は運、流れ、その中の選択
6 他人への思いやりを持つ
7 場合に応じて「ま、いっか」を使う
8 とにかく、体を動かす
9 人と楽しく話す
イライラをなくすメリット
1 時間と労力の無駄を回避
2 人間関係を良好に保つことができる
3 健康的な生活を保持できる
いかがでしたでしょうか‥
十人十色と言うので、誰にでも当てはまることではないかもしれません。
自分には当てはまる、この方法ならイケる、と思うものを取捨選択してトライしてみてくださいね!
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